NAME
Tripletail::FileSentinel - ファイルの更新の監視
SYNOPSIS
my $fsenti = $TL->getFileSentinel;
$fsenti->watch('/etc/passwd');
$fsenti->watch('/var/log/wtmp');
DESCRIPTION
FCGI モードの際に、特定のファイルが更新されたかどうかを調べて、 更新を検出した場合にプロセスを再起動する。このモジュールは FCGI モードで自動的に使用され、FCGI モードでない時には使用されない。
METHODS
$TL->getFileSentinel
-
my $fsenti = $TL->getFileSentinel;
Tripletail::FileSentinel オブジェクトを取得。
watch
-
$fsenti->watch('/var/log/wtmp');
監視対象のファイルを追加する。デフォルトでは次のファイルが 監視対象になっている。
プロセスの起動に用いられたスクリプト ($0)
use Tripletail qw(foo.ini);
した時の ini ファイル
autoWatch
-
$fsenti->autoWatch($include_re, $exclude_re);
do, require, use されたファイルを自動的に監視対象に追加する。 具体的には autoWatch の実行時点で %INC に含まれるファイルが監視対象となる。 $include_re, $exclude_re には正規表現を指定する。どちらも指定しなかった場合、 autoWatch は何もしない。 $include_re だけを指定した場合はこれにマッチするパスのファイルが、 $exclude_re だけを指定した場合はこれにマッチしないパスのファイルが、両方を指定した場合は $include_re にマッチして $exclude_re にマッチしないパスのファイルが監視対象となる。 Ini パラメータによる自動監視設定を使用すれば、通常プログラム中で autoWatch を直接呼ぶ必要はないが、 require や do でロードしたファイルを自動監視対象に含めたい場合は require, do の実行後に autoWatch を呼ぶ必要がある。
Ini パラメータ
"FileSentinel" グループに autowatch_include または autowatch_exclude を指定すると、 use でロードされたモジュールのうち、条件にマッチするものが自動的に監視対象に追加される。 この機能を使用すれば、スクリプトごとに依存モジュールを watch で指定する必要がなくなる。パフォーマンスを考慮して、 /lib, /usr/lib 等に含まれる、通常は変更しないファイルは autowatch_exclude で監視対象から外すとよい。
- autowatch_include
-
autowatch_include = ^/home/me/my_perl_modules
自動監視対象に含めたいパスを正規表現で指定する。 autowatch_include だけを指定した場合、マッチしたパスのファイルが全て監視対象となる。
- autowatch_exclude
-
autowatch_exclude = ^/usr/lib/|^/lib/
自動監視対象から除外したいパスを正規表現で指定する。 autowatch_exclude だけを指定した場合、マッチしないパスのファイルが全て監視対象となる。 autowatch_include と一緒に指定した場合は、 autowatch_include にマッチし、 autowatch_exclude にマッチしないパスのファイルが監視対象となる。
SEE ALSO
AUTHOR INFORMATION
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