Name

Cv::Pango::JA - Pango を使って様々な文字を描きます。

SYNOPSIS

 use Cv;
 use Cv::Pango;
 
 my $img = Cv::Mat->new([240, 320], CV_8UC4);
 $img->putText(
	"\x{03A0}\x{03B1}\x{03BD}\x{8A9E}", # "Παν語",
	[20, 200], 'Sans Serif 42',
	);
 $img->showImage;
 $img->waitKey;

DESCRIPTION

Cv::Pango は、日本語のような Cv では扱えない文字を Pango を使って描くた めのパッケージです。CV_8UC1, CV_8UC3, CV_8UC4 が扱えます。

Cv::Arr::PutText() を上書きします。

メソッド

Cv::Arr::PutText()
$img->PutText($text, $org, $font, $color)

$img は Cv::Arr のオブジェクトです。$font は Pango::FontDescription の オブジェクトかフォントを識別するための文字列を指定します。InitFont() で 作成したフォントも使えます。PutText のその他のパラメータの詳細は OpenCV の cvPutText() を参照してください。

フォントを識別するための文字列は次のとおり。

"[FAMILY-LIST] [STYLE-OPTIONS] [SIZE]"

たとえば、

"sans bold 12"
"serif,monospace bold italic condensed 16"
"normal 10"

詳細は pango.FontDescription() を参照してください。

Cv::GetTextSize()
Cv->GetTextSize($text, $font, my $size, my $baseline);

文字列を描画したとき、その文字列が含まれる矩形の大きさとベースラインを 求めます。

このメソッドは、Cv 0.25 以前は、Pango::FontDescription に置いていました。 しかし、行儀が悪いので、Cv 0.26 で Cv に移しました。従って、0.25 以前は できた次の書き方では getTextSize() を呼ぶことができません。

my $font = Pango::FontDescription->from_string('Sans Serif 12'),
$font->getTextSIze($text, my $size, my $baseline);  # 呼べない

エクスポート

ありません。

バグ

  • CV_8UC1、CV_8UC3、CV_8UC4 以外の形式は扱えません。

SEE ALSO

Cv
http://opencv.willowgarage.com/
http://github.com/obuk/Cv-Olive

LICENCE

Yuta MASUDA <yuta.masuda@newdaysys.co.jp>

Copyright (c) 2013 by Yuta MASUDA.

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