NAME

TL::Pager - Paging class (ja)

NAME (ja)

TL::Pager::JA - ページング処理

SYNOPSIS

my $pager = $TL->newPager('DB');
$pager->setCurrentPage($CGI->get('pageid'));

my $t = $TL->newTemplate('template.html');
if($pager->paging($t->node('paging'), 'SELECT * FROM foo WHERE a = ?', 999)) {
  $t->node('paging')->add;
} else {
  $t->node('nodata')->add;
}

DESCRIPTION

ページング処理を行う。

決められた形式のTL::Templateノードに展開する。

テンプレート形式

<!begin:paging>
  <!begin:PrevLink><a href="<&PREVLINK>">←前ページ</a><!end:PrevLink>
  <!begin:NoPrevLink>←前ページ<!end:NoPrevLink>
  <!begin:PageNumLinks>
    <!begin:ThisPage><&PAGENUM><!end:ThisPage>
    <!begin:OtherPage>
      <a href="<&PAGELINK>"><&PAGENUM></a>
    <!end:OtherPage>
  <!end:PageNumLinks>
  <!begin:NextLink><a href="<&NEXTLINK>">次ページ→</a><!end:NextLink>
  <!begin:NoNextLink>次ページ→<!end:NoNextLink>
  ...
  <!begin:MaxRows>全<&MAXROWS>件<!end:MaxRows>
  <!begin:FirstRow><&FIRSTROW>件目から<!end:FirstRow>
  <!begin:LastRow><&LASTROW>件目までを表示中<!end:LastRow>
  <!begin:MaxPages>全<&MAXPAGES>ページ<!end:MaxPages>
  <!begin:CurPage>現在<&CURPAGE>ページ目<!end:CurPage>
  ...
  <!begin:Row>
    <!-- 行データを展開する <&XXX> タグを記述する -->
  <!end:Row>
  ...
<!end:paging>
<!-- 以下は Pager クラスの処理とは関係ないため、無くても良い -->
<!begin:nodata>
  一件もありません
<!end:nodata>

必須でないノードは次の通り:

MaxRows, FirstRow, LastRow, MaxPages,CurPage

これらのノードが存在しない場合は、単に無視される。

METHODS

$TL->newPager
$pager = $TL->newPager
$pager = $TL->newPager($db_group)

Pagerオブジェクトを作成。 2番目の形式では、 デフォルトDBセット が使われる。デフォルトが設定されていなければ paging開始の時点でエラーとなる。

setDbGroup
 $pager->setDbGroup($db_group)

使用するDBのグループ名を指定する。

setPageSize
$pager->setPageSize($line)

1ページに表示する行数を指定する。デフォルトは30。

setCurrentPage
$pager->setCurrentPage($nowpage)

現在のページ番号を指定する。デフォルトは1。

$pager->setMaxLinks($maxlinks)

各ページへのリンクを最大幾つ表示するかを指定する。デフォルトは10。

setFormKey
$pager->setFormKey('PAGE')

ページ移動リンクに挿入される、ページ番号キーを指定する。デフォルトは"pageid"。

setFormParam
$pager->setFormParam($CGI)

ページ移動リンクに追加されるフォームを指定する。デフォルトでは何も追加されない。

setPagingType
$pager->setPagingType($type)

ページングの種類を選ぶ。

0の場合、最終ページを超えたページを指定した場合、undefが返る。 1の場合、最終ページを超えたページを指定した場合、最終ページが返る。

設定しなかった場合は0が設定される。

但し、1を選択した場合で、最終ページを超えるページを指定した場合、SQLを再度発行するため、通常より遅くなる。

getPagingInfo
my $info = $pager->getPagingInfo

各種パラメータを返す。パラメータの内容は以下の通り。セットされてない場合はundefがセットされている。

$info->{dbgroup}

使用するグループ名

$info->{pagesize}

1ページに表示する行数

$info->{current}

表示する(された)ページ番号

$info->{maxlinks}

リンクの最大数

$info->{formkey}

ページ移動リンクに挿入される、ページ番号キー

$info->{formparam}

ページ移動リンクに追加されるフォーム。TL::Formクラス

$info->{pagingtype}

ページングの種類

$info->{maxpages}

存在している最大ページ

$info->{linkstart}

リンクの開始ページ数

$info->{linkend}

リンクの終了ページ数

$info->{maxrows}

全体の件数

$info->{beginrow}

取得を開始した箇所

$info->{rows}

取得した件数

paging
$pager->paging($t->node('pagingblock'), $sql, @param)
$pager->paging($t->node('pagingblock'), [$sql, $maxrows], @param)

指定したノードに、指定したSQLを実行してページングする。 展開するデータが1件も無い場合は 0 を、表示できるページ数を超えたページ数を指定 された場合は、setPagingTypeで設定されている値が0(デフォルト)であれば、undefが、 1であれば最終ページのデータ件数、それ以外の場合はデータ件数を返す。

$maxrows で件数のカウントを別途指定できる。 指定を省略した場合、SQL 文の先頭部分を SELECT COUNT(*) FROM ~ に書き換えたもの を使用して、自動的に件数をカウントする。 その際、GROUP BY を使用した場合は、結果ではなく結果の件数をカウントとして扱う。 UNION を使用した場合は正常に動作しない。

pagingArray
$result = $pager->pagingArray($t->node('pagingblock'), $sql, @param)
$result = $pager->pagingArray($t->node('pagingblock'), [$sql, $maxrows], @param)

指定したノードに、指定したSQLを実行してページングする。 Row ノードは展開せずに、ページング対象のデータを配列の配列へのリファレンスで返す。 展開するデータが1件も無い場合は 0 を、表示できるページ数を超えたページ数を指定 された場合は、setPagingTypeで設定されている値が0(デフォルト)であれば、undefが、 1であれば最終ページのデータを返す。

その他は "paging" と同じ。

pagingHash
$result = $pager->pagingHash($t->node('pagingblock'), $sql, @param)
$result = $pager->pagingHash($t->node('pagingblock'), [$sql, $maxrows], @param)

指定したノードに、指定したSQLを実行してページングする。 Row ノードは展開せずに、ページング対象のデータをハッシュの配列へのリファレンスで返す。 展開するデータが1件も無い場合は 0 を、表示できるページ数を超えたページ数を指定 された場合は、setPagingTypeで設定されている値が0(デフォルト)であれば、undefが、 1であれば最終ページのデータを返す。

その他は "paging" と同じ。

SEE ALSO

TL
TL::DB

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