名前

Pod::MultiLang::Html_ja - 多言語 Pod を html に変換

概要

$parser = Pod::MultiLang::Html->new(%opts);
$parser->parse_from_file($infile,$outfile);

説明

Pod::MultiLang を継承する html へのトランスレータです. Pod::MultiLang は Pod::Parser を基底としているので, 基本的な使用方法はそれにならいます.

command/verbatim/textblock では配列への蓄積のみを行いっていて, 変換処理は end_pod で行っている. (command/verbatim/textblock の 処理は Pod::MultiLang が行っている.)

Pod::MultiLang::Html では, 生成の準備(見出しのリストアップ, 索引語の生成等)を $parser->rebuild() において行い, $parser->output_html() が生成した情報から出力のみを行う という二段になっている.

xhtml 1.1 を生成してたり^^;

オプション

new の引数は以下のものがあります.

langs
langs => [qw(ja en)]

Pod::MultiLang から引き継いでいるオプション. Pod::MultiLang->new() に渡されます. "new" in Pod::MultiLang を参照してください.

使用する言語を指定します. 指定されなかった言語は, mlpod 中にあっても無視されます.

made
made => 'mailto:example@example.com'

<link rev="made" href="" /> に埋め込まれます.

css
css => 'style/podstyle.css'

<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css" />
<link rel="stylesheet" type="text/css" href="style/podstyle.css" />

html には位置は出力するファイルと指定したcssファイルとの 相対位置で埋め込まれます.

poddir
poddir => [qw(html/pod html/pragma html/lib)]

リンク先の存在確認に使うディレクトリを指定します. 配列リファレンスを指定します.

missing_poddir

poddir にリンク先が見つからなかったときに, それが perl ドキュメントらしかったときに代わりに リンク先に使うディレクトリを指定します.

省略時には missing_dir が使われます.

missing_pragmadir

poddir にリンク先が見つからなかったときに, それが pragma ドキュメントらしかったときに代わりに リンク先に使うディレクトリを指定します.

省略時には missing_dir が使われます.

missing_dir

poddir にリンク先が見つからなかったときに, 代わりにリンク先に使うディレクトリを指定します.

in_charset

入力ファイルのエンコーディングを指定します. デフォルトでは utf-8 です.

out_charset

出力ファイルのエンコーディングを指定します. デフォルトでは utf-8 です.

<meta content="Content-Type" value="text/html; charset=" /> にも埋め込まれます.

default_lang

J<> で囲まれていない文章に対する言語を指定します.

メソッド

new

create new instance.

OVERRIDES

This module implements Pod::Parser.

begin_pod
end_pod
interior_sequence

PRIVATE FUNCTIONS

rebuild
buildtitle
buildhtml
addindex
output_html
escapeHtml
escapeUrl
makelinkanchor
plainize
resolvePodEscape
unescapeHtml
verbmsg

関連項目

Pod::MultiLang